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シリーズ・ザ・ベーシック・オブ・コモディティ

「金の情報の取り方」Part.1 〜価格指標と情報の取り方〜

世界的な金の価格指標は、ニューヨーク商業取引所(NYMEX=New York Mercantile Exchange)です。このNYMEXで取引された金市場の相場(トロイオンス当り・ドル建て表示)が、最も指標性が高く、その値動きは、翌日の午前9時から取引が開始される東京市場に反映されます。更に現物市場では、香港市場が午前10時30分(日本時間)から取引開始となり、午後6時(日本時間)からはロンドン市場の取引が開始されます。このように、金は、絶え間なく世界中で連携されながら継続取引されています。

また、金市場には、独自の現物市場があります。それがロコ・ロンドンなどと呼ばれる現物取引です。相場の単位は、ニューヨーク金市場と同じように、トロイオンス当りドル建てで表示されます。ここでは、世界中の商社やブリオン・バンク(金属取引専門の銀行)により、24時間の相対取引が行われています。この現物市場は、シドニーや東京、香港、シンガポール、チューリッヒ、ロンドン、ニューヨークの7カ所が主要なところで、これらの市場には、マーケット・メーカーと呼ばれる値決め業者が集中しています。

このように、世界の金価格は、世界各国で24時間取引され、先物市場と現物価格とが互いに呼応し合いながら、価格が形成されています。ですから、どこかの市場が、単独で高くなったり、安くなったりすることは、ほとんどありません。必ず価格は平準化され、世界各国でほぼ同一価格が形成されます。

金先物市場は、日本では、東京工業品取引所(※1)で開設され、取引時間中の価格動向は同取引所のホームページに開示されていますので、誰でもご覧になれます。この相場情報は、ベンダーと呼ばれる通信社(※2)や新聞社などに配信されています。一方、取引員各社でも取引所から送信された相場情報を、広く一般にインターネットなどを通じて公表しています。また、このような先物相場情報の他に、ホームページを経由して、地金商の地金販売価格(※3)を知ることもできます。

近年、商品相場もインターネット取引が主流となりつつあり、インターネットで即座に売買することが可能です。また情報もインターネットから入手することができます。このため、一般投資家の方は、相場関連のさまざまな情報を検索したり調べたりする上でも、インターネットの環境を整えておきたいところです。「TOCOMナビ」では、商品取引員各社のリストを画面右上に載せてあります。

(※1)東京工業品取引所の金相場 http://www.tocom.or.jp/jp/souba/gold/index.html
(※2)通信社情報のオンライン情報
 オーバルネクスト http://www.ovalnext.co.jp/cgi-bin/price_jp.cgi
 時事通信社 http://www.jiji.com/commodi/souba.html
(※3)田中貴金属の金地金価格 http://gold.tanaka.co.jp/commodity/souba/index.php

(TOCOMナビ 編集室)