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商品先物取引を楽しむツボ

第10回(2007年3月9日更新)

『価格を動かすもの9』

【テクニカル分析3】

チャートの自己強化的特性とは、有名なチャート分析指標は良く当たるということを示しています。それがポピュラーであればあるほど、多くの人が使うことになり、多くの人が同じ売買を行えば、それらが増幅されて価格はその売買された方向に動くことになります。結果としてそのチャート分析指標は良く当たることになり、それがまた多くの人が使う理由となります。このように移動平均やRSI(相対力指数)などの誰もが使う有名な指標はよく当たることになっています。ご存知のように短期移動平均線が長期移動平均線を下から上にクロスした点をゴールデンクロスといい上から下に切った点をデッドクロスと呼び、それぞれ買いサイン、売りサインとされます。また、RSIやストキャスティックは、30%以下なら売られ過ぎで買いサイン、70%以上なら買われ過ぎで売りサインとなります。同様にトレンドラインは、だれでもチャートを見ると引きたがることになるでしょう。高値どおしの二点間を結ぶ直線は一通りとなります。安値どおしも誰が引いても同じになります。そこで、二つのラインが織り成す意味も誰が見ても同じとなります。つまりチャネルとかペナントという、二つのラインに囲まれた範囲で価格が動いている場合は価格はその範囲内で折り返します。しかしひとたびどちらかの線を上回った(下回った)場合は元の範囲に収まらず、そちらの方向に価格は動いていくという見方を人々はするようです。だから、上値抵抗線とか下値支持線とか言われる価格帯を抜けると、抜けた方向に価格は動くようです。なぜなら、多くの人々が抜けたことを見ているからです。

バックナンバー

『価格を動かすもの12』
『価格を動かすもの11』
『価格を動かすもの10』
『価格を動かすもの9』
『価格を動かすもの8』
『価格を動かすもの7』
『価格を動かすもの6』
『価格を動かすもの5』
『価格を動かすもの4』
『価格を動かすもの3』
『価格を動かすもの2』

『価格を動かすもの1』

〜商品先物取引はとてもエキサイティングで、魅力的な取引です。〜