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銀

需要と供給

需要と供給

世界の銀生産高

生産と二次供給

北米・中南米が二大生産地で、世界全体の鉱山生産の6割近くを占めています。これに次ぐのはオーストラリア、ロシア、中国など。国別では、ペルーが1999年以降、毎年大幅に生産を増やし、2002年にはそれまでのトップだったメキシコを抜き、世界一の銀生産国になりました。ペルーの生産量は2005年で3,192トン、過去10年間で約60%も増加しています。
二次供給とは一度使用された銀が回収され、再生処理されて市場に戻ってきたもので、総供給量の約20%を占めています。


世界の銀需要

消費

工業用、写真産業向けの需要が全体の3分の2近くを占めますが、なかでもフィルム向け(写真産業用)の割合が大きく、フィルム需要は1987年のピーク時には7,087トンに達しました。しかしその後はデジタルカメラの普及で減少しています。
写真産業向けを除く製品向け需要は年々増加し、2005年には12,732トンまで増えました。高度経済成長の続く中国、インドでの需要の伸びが著しく、2005年現在のアジア地域での工業品需要は6,000トンを超え、全世界の工業品需要の約5割を占めています。



需給関係以外のポイント

大口投機家の動向

NY銀の大口投機家のポジションと価格の推移

二ューヨーク市場での大口投機家の動向が価格に大きく影響します。米商品先物取引委員会(CFTC)は毎週金曜日にその週の火曜日時点での建玉明細を発表しており、その数字から大口投機家の売買姿勢が判断できます。
ファンダメンタルズでは、先進国の景気・金利動向、NYの取引所指定倉庫在庫の増減、シルバー・インスティテュート(SI)などの調査機関から発表される需給見通しなどが価格形成のポイントになります。

金との相関性

金銀比価

銀は金との相関性が強く、同一方向に動くことが多いのですが、景気の動向や国際情勢など投資環境によって銀の上昇・下落のスピードが金を上回ったり、下回ったりします。一般的に銀の価格は金の50分の1が目安とされ、この金銀比価(RATIO)を見て銀が金に対して異常に買われ過ぎたり、もしくは売られ過ぎの状態となった場合、修正の動きが出てくることがあります。