需給の特徴
自動車市場の拡大とともに需要増加
天然ゴム需要は、新興国での自動車市場の拡大にともない増加を続けています。特に目立つのは、1999年以降の需要の増加です。2005年には消費量が900万トン台に達しました。それに伴い在庫も減少しています。


需要拡大と産地の天候不順
1999年は在庫の増加が顕著です。この背景には、1999年までの主な天然ゴム消費国は、米国、欧州、日本であり、これらの地域ではすでに自動車が普及していたこともあり、天然ゴム消費量は増加を続けましたが、供給がだぶつき気味となったことが関係しています。
しかし、1999年ころから、中国の自動車化普及に伴い、同国の需要が急激に拡大しました。またこの時期から、産地の天候不順も頻繁におきており、このことが天然ゴム消費量の急増、在庫の減少をもたらしています。
注目される中国経済の動向
中国は、自動車の普及にともない、天然ゴム需要も急激な拡大をみせています。同国の自動車保有台数は、1996年には1,100万台でしたが、2005年にはほぼ3倍となる3317万台となりました。これに伴い、同国の天然ゴム需要は96.81万トンから約2.5倍となる204.5万トンに急拡大しています。


