需給の特徴
小さい需給規模
パラジウムの需給の特徴として、需給規模が小さいことが挙げられます。2005年の供給量は白金が206.2トン、パラジウムが261.0トン、ロジウムが23.5トンで、金の約4,000トンに比べるても極めて少ないことが分かります。また生産国は南アフリカとロシアで総供給の8割以上を占めており、政情不安が供給の混乱を招く場面も少なくありません。

自動車触媒の回収が増加
パラジウムの需要はそのときの価格水準、供給の安定性、規制などの影響を大きく受けて変わりやすいのが特徴です。ただ近年の傾向としては自動車触媒から回収される量が増加していることが挙げられます。これはリサイクルの体制が整ったことに加え、1990年代に販売されたパラジウム触媒を搭載した自動車の廃棄が進んだためです。

