需給の特徴
季節要因
グラフからわかる通り、灯油の生産・販売・在庫の推移には、はっきりした季節習性があります。生産と販売は夏ごろにボトムとなり、寒さが本格化する12月、1月にピークを迎えます。元売り各社は春先から夏場にかけては需要の盛り上がるガソリンの生産に傾斜するため、灯油の生産は落ち込みます。逆に冬場に生産がピークを迎えるということは、実感としてとらえやすいと思います。

在庫の変動
生産と販売に数カ月先行して、在庫が増加に向かいます。これは冬場の需要期に製品を供給するための備えと言えます。寒くなり始めると灯油の需要は徐々に増加するため、冬場の需要のピーク時を迎える少し前の時期から、灯油の在庫は減少に転じます。

