需給の特徴
季節要因
ガソリンは1年中使われるため、灯油ほど季節による使用量の変化は大きくありません。ただ、ゴールデンウィークや夏休みなどの行楽シーズンはガソリン需要が伸び、冬場は需要が減少する傾向があります。特に8月は夏休みによる行楽需要に加えて、カーエアコンの利用でガソリン消費が他の月に比べて増え、1年で最大の需要期となります。また、週末の天候がよいと行楽需要で需要が増加するなど、天気にも影響を受けます。

自動車保有台数とガソリン消費の伸び
日本では自動車保有台数の伸びにつれて、ガソリンの消費量も年々伸びてきました。ただ、ここ数年はガソリンの小売価格の高騰や自動車保有台数の伸び悩みもあり、ガソリンの消費量も頭打ちになる傾向が見られます。小売価格高騰で、自動車保有台数に占める軽自動車の割合が高まるようなら、ガソリン消費の伸びも抑えられることとなります。


燃料油別販売量
燃料油の油種別の販売量の構成比を見ると、2005年度ではガソリンが26.0%を占め、第1位となっています。ナフサ、軽油、灯油、A重油と続きます。販売量の比率の高さからもガソリンが身近なものであることがわかります。
コラム
ガソリンの税金
ガソリンは最も税金の高い石油製品です。ガソリン1リットルにつき、ガソリン税が53.8円、石油石炭税が2.04円、それと消費税が掛かります。店頭小売価格が1リットル126円の場合、ガソリンの代金120円に対して、消費税が6.0円となります。ガソリン税+石油石炭税+消費税が61.84円となり、消費税込み126円の代金のうち49.0%が税金となります。なお、先物市場で取引されるのはガソリン税や消費税が加算される前の金額となります。

