原油価格と国内の事情
原油価格の動向
ガソリン価格は、第一に原油価格の動向が最大の価格変動要因となります。原油価格は石油輸出国機構(OPEC)や産油国の動向、地政学的リスク、主要国の需要の動向に影響を受けます。また、ほぼ全量を海外から輸入するため、為替相場の動向にも影響を受けます。円高は輸入価格の下落要因、円安は価格の上昇要因となります。
需要の動向
ガソリンは自動車用の燃料であるため、需要面では自動車保有台数の伸びが重要です。景気動向や小売価格の動向も注目されます。小売価格が高騰すると消費マインドが鈍り、需要の減少につながります。物流・行楽需要、行楽シーズンの天候なども需要に影響を与えます。
製油所の動向
在庫の動向や製油所の稼働率なども影響します。夏場の需要期を前に5月、6月には元売りの製油所の定期修理が集中します。また、春先ほどではないものの、秋口にも定期修理は集中する傾向があります。製油所の定期修理の影響で供給が引き締まれば、価格の上昇要因となります。


