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原油

魅力と特性

原油の特徴:世界経済のバロメーター:原油は最も重要な一次エネルギーであり、世界経済のバロメータとも言える商品です。近年の原油価格高騰の背景には、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)などの経済発展による一次産品の需要増があります。とくに中国は世界中の原油を買い漁り、世界第2位の原油消費国となりました。

国際情勢に敏感

原油価格は世界経済と密接にリンクしながら、また供給サイドの中東を中心とした国際情勢にも敏感に反応してダイナミックに変動します。世界の原油市場は北米、欧州、アジア地域に大別され、それぞれWTI原油、ブレント原油、ドバイ(オマーン)原油がマーカー原油となり、域内で流通する原油の価格指標となっています。


90%を中東から輸入

わが国は原油供給のほぼ100%を輸入に頼り、その約90%を中東から輸入しています。したがって、東京工業品取引所に上場されているのは中東産原油(ドバイ・オマーン原油)です。日本に輸入される中東産原油の価格は、その大部分がシンガポールOTC市場でのドバイ・オマーン原油価格を基準に値決めされています。


価格の推移

上記チャートは、1986年以来のドバイ原油期近月足チャートです。これを見ると一目瞭然ですが、前世紀中は湾岸戦争時の水準がピークで、おおむね20ドル水準を中心とした展開が続きました。97年以降のアジア、ロシア経済危機の時は下落が続き、一時的には10ドルを割り込む場面も見られました。
21世紀に入ると、米同時多発テロ後の一時的な修正安はあるものの、中国などの旺盛な需要増、イラク攻撃、その後の中東情勢の緊迫化、米メキシコ湾を何度も襲ったハリケーンなどを背景にして、おおむね右肩上がりの上昇となり、価格はパラダイムシフトを起こしています。

価格の決まり方